ひめはくらじお第12回


ジャカジャカジャカ〜ン♪

ジャジャジャ〜ン♪


「……さーて、今回は前回残ってた蜀と群雄のロケテ情報をっと」

「ねぇ」

「えーと何々、蜀は……へぇ〜桃園劉備って2.5コスなの?! デッキ組みにくいかもね」

「ちょっと?」

「で群雄……何よ呂姫、あんたちゃんといるじゃないの!! 全く私を心配させるなんてなんてやつよ、それに呂布おじ様? 何? 武力10+……って何よ」

「ねぇってば、大戦3とっくに始まってるわよ

分かってるわよそんなこと!!! でもここの君主が馬鹿なせいで群雄のロケテ情報話す機会がなくなったのよ!! なんか悔しいでしょ!!!」

「はぁ……いいじゃないの? 普通に大戦3の話すれば」

「うぅ……」

「……」

「あら? 蔡文姫はどうしたの? いつもならこのタイミングで入ってくるでしょ?」

「まぁ、仕方ないんじゃないの? 排出も使用も停止だし、文姫様……確か『隠居して影からひめはくを広めます』とか言ってたわよ」

「ふーん……」

「あら? 寂しいの?」

「違うわよ!! なんか調子狂うだけよ!!」

「無理しなくていいのよ?」

「違うって言ってるでしょ!!」

「はいはい、それじゃあだいぶ間が空いたけど、ひめはくらじお12回、頑張るわよ」

『あれ? 今日の呂姫……なんか優しい』

〜・〜・〜

「っていっても、何話そうかしら?」

「全国はどうなの?」

「やっぱり曹操ね、号令が長いわ」

「リメイクされたって言う高順はどうなの?」

「それはもう凄いわよ、いろんな国に引っ張りだこよ、このまえなんか勝ってたのに高順一人に陥陣営で全滅させられて負けたわ」

「現在の強カードは次の修正候補よね」

「ま、そうね……でもどうなるのかしらね、でも……」

「ん?」

「何、どうしたの?」

「あれ、部屋の隅」

「……あら? 誰か寝てるわね」

「すぴーすぴー」

「これってあれよね」

「えぇ、魏の蔡文姫様ね」

「すぴーすぴー」

「何してんのよこいつ」

「まぁ見た感じ西涼の蔡文姫様の代わりにここに来たんだろうけど……」

「ちょっと!! あんた!! おきなさいよ!!」

「すぴー……呂姫ちゃんは嫁ぇ〜

「な!!」

「寝言ね」

「ちょ!! あんたねぇ!!! 今のどういう意味よ!! おきろ!! おきなさいって言ってるのよ!!!!」

「ちょ、止めなさいって」

「うるさい!! お前は黙ってて!!! ホラホラ!!! おきろおきろ!!!」

「はへはへ〜むにゃ……」

「はぁ……やっとおきたの!!」

「……目を覚ますと、私は見知らぬ場所にいた……目の前にはツンデレが一人、の呂姫ちゃんが一人」

「!!!」

「まだ寝ぼけてるわね」

「これで目ぇ覚まさせてあげるわよこの!!!!!」

「ちょ!! 止めなさいよ!! さすがにムチはやばいわよ、なんたらの使い魔じゃあるまいし!! そのムチびしばし殴れるような痛みじゃないわよ!!」

「だからどうした!! 離しなさい呂姫!! この寝ぼけた馬鹿!! よりにもよって呂姫を嫁ですって!! 呂姫の『嫁』は私だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

「は?」

〜・〜・〜

「ふあぁ〜あ」

「あ」

「はへ? どうしたんですか呂姫ちゃんに董白ちゃん、そんなに抱き合っちゃって」

「ひ!! ちょっと呂姫!! 離れてよ!!!」

「あーもう、わかったわよ」

「仲いいですねぇ〜ほんとに、ふあぁ〜あ」

「うるさいわね!!」

「……ねえ呂姫ちゃん、何で董白ちゃんこんなに怒ってるんですか?」

「さぁ?」

「あんたねぇ……さっきの寝言、忘れたとは言わせないわよ!!」

「いや、さすがに寝言は分からないですね〜、なんていってました?」

「う」

「董白ちゃん?」

「うぅ」

「私のこと『嫁』って言ってましたよ」

「あぁ、だってそうでしょ?」

「そんなわけないでしょ!!!」

「え? もう一人の私が言ってましたよ? 『呂姫ちゃんは董白ちゃんの嫁』だって」

「へ?」

「違うんですか?」

「う……」

「あぁ……今思い返してみると、確かに誰の嫁ってはっきり言ってなかったような……へぇ、私ってこの子の嫁なんですか」

「いや〜もう一人の私がウルサイのなんのって」

「こら」

「あて!!」

〜・〜・〜

「あ!!」

「あぁ! 私じゃないの、何でいるの?」

「何でではありません、初登場したと思ったらお二人の間を引っ掻き回すなんて……散々言ったじゃないですか、私たちは二人の仲を応援するものだと」

「聞いたけどこの二人もうくっついてるでしょ? いちいち応援しなくていいんじゃないの」

「まぁそうなんですけどね」

「でしょ?」

「ええ」

「あはははははははははは……」

「ッて勝手に自己完結してるんじゃないわよ!!!!」

「なんですか董白さん、何か間違ってましたか?」

「いや、それは……えっと」

「にしても西涼の蔡文姫様、どうしたんですか?」

「そうよ!! あんた使用停止になったんでしょ?!」

「はい、なりましたよ」

「じゃあなんで!!」

「ここはひめはくらじおですよ、大戦3では無いです、私がいても別に変では無いですよ」

「う……」

「まぁこれからあとはもう一人の私に任せて下がっていようと思ってはいますが、さすがに初めてはもう一人の私が何をするのか心配になりまして」

「何言ってるの〜、任せといて大丈夫なのに〜」

「開始早々眠ってては説得力皆無です」

「次からは大丈夫だって」

「本当ですか?」

「もちろん!! 私なら眠りながらでも進められるから♪」

「本当に出来そうなのが怖いですね」

「ということです、今回だけあなたがちゃんとできるかどうかテストさせていただきます」

「もしダメだったら?」

「あなたが排出停止になり群雄の新カードで私が飛天の舞を踊ります」

「ひえー!!!」

〜・〜・〜

「私はまだ排出停止はゴメンだ!! 頑張ろう!!」

「はい頑張ってください、私……極力口は挟みませんから」

「で? なに話すの」

「大戦3のことなら話すこといっぱいあるでしょ?」

「あぁ!! そういえば聞いてよ呂姫ちゃん、この前ねぇ〜」

「好きにして、いいのですよ」

「ひあぁ……ど、毒が」

「極力口を挟まないといいましたが、これははさまなければいけませんね、あなたはひめはくらじおの司会のお二人をサポートするんです、何世間話しているのですか」

「だ、だからって毒でツッコミ入れなくても……」

「はい、やり直す」

「毒が切れるまで待ってくれます?」

「いけません、さぁ」

『今日の蔡文姫……なんか怖い』


〜・〜・〜

「そういえば……うぐ、それぞれの国で……たくさん、いいカードぐぐ、出たね」

「だ、大丈夫ですか?」

「うん……やっと切れてきた……はぁ、助かった」

「やっぱり魏は劉ヨウなの?」

「そうだね〜、劉ヨウちゃんは凄いよ〜、使用率見てくれればわかるけど大人気」

「私も今度挨拶に行かないと」

「え? 何でよ」

「だって、あの軍師あなたのお兄さんじゃないの?」

「…………は?」

「あれ? 私もそうだと思ってたけど」

「髪の色とか似てるし、尊大な態度もあなたとそっくりじゃないの」

「いや違うわよ!! 知らないわよあんなやつ!!」

「そうなんだ、じゃあ今度会ったらゲストに来てくれるように頼んどくよ、話す事も有るでしょ?」

「ないわよ!! だから関係ないって言ってるでしょ!!」

「本当に? やっぱり他人とは思えないわ」

「うるさい!! とにかく私はあんなやつとは関係ないわよ!!!」

〜・〜・〜

「蜀はやっぱり軍師の法正かな? 飛天で何度長槍に泣いたことか……」

「アンコモンの張飛も相変わらず人気ね、2コスト武力9、勇猛持ちって所が大きいのね」

「後なんだっけ? あのチョロチョロウザイ1コス馬のじじい」

「あぁ、張松さんだっけ? なんか活躍してるね〜」

「私がまだ馬だったらアイツに引っ張りまわされることもないのに」

「そんなあなたに飛天の舞♪」

「ほぼ確実に他の槍に迎撃食らうわよ」

「となったら姜維で引っ張り返してもらうしかないわね」

「そういえば最近姜維君見ないね」

「周りの武力が高くなってるし、挑発かなり短くなってるしね」

「同じ2コストに使いやすいR魏延が出てきたのも理由の一つかしらね」

〜・〜・〜

「呉って最近見ないね」

「なんか魏がすごいですしね」

「でも軍師周瑜凄いわよ」

「そうね、あれは本当に凄いわ、何回あれに焼かれたか分からないもの」

「曹操様とかも求心デッキ組んでるはずなのに軍師だけ周瑜君採用したりするくらいだし」

「誘うほうも誘うほうだけど魏に組みして平気で呉を焼き払う周瑜ってなんか見てて笑えるわね」

「きっと魏に組するふりをして魏の最大士気を減らす苦肉の計なのよ」

「だとしても魏の勝率上げてたら意味ないわね」

「まぁね」

「そういえばさぁ」

「?」

「SR甘寧って対戦1から一体何があったの?」

「……」

「……」

「何があったのかしらね?」

「たしかに……」

「とりあえずハイパーパワーアップしたと」

〜・〜・〜

「それで群雄か……」

「高順ね」

「高順か」

「高順だね」

「必要士気が少ないのが何ともね」

「自由に動けるのも無駄に凄いわよ、舞デッキとかやる気なくすもの」

「あ、それ母上が言ってたわ」

「そういえば、厳氏さんまさかの復活でしたね」

「李儒が言ってたわ、毒の計略のまま復活されてたら私が殺されていたって」

「どっちにしろ結構攻撃的な計略ね、厳氏様」

「そうね、さすが母上、父上もどうすればいいか困ってたわ」

〜・〜・〜

「っと、結構話したね」

「ですね、今回はこれくらいでしょうか?」

「ま、いいんじゃないの」

「……で」

「はい」

「どうでした?」

「えぇ、大丈夫そうですね」

「ほ」

「それじゃあ」

「はい、私はしばらく隠居することにしようと思います」

「とかいって次にいきなり出てきたりするつもりでしょ」

「……」

「……」

「……」

「……」

「何で分かったんですか?」

「だってあんただし」

「ですがまぁ、やっぱりしばらくは出ないことにしましょう、彼女がいることですし」

「はーい!! おまかせ!!」

「はい、任せました、それでは呂姫さん、董白さん、お幸せに」

「な」

「はい」

「ふぁぁ〜あ、私もそろそろ寝よっと」

〜・〜・〜

「久しぶりだけど何とかなったわね」

「そうね」

「にしてもよかったわ、大戦3に出れて」

「何でよ」

「さぁ、何でかしらね」

「む」

「さて、それじゃあ今回はこのあたりよ」

「むぅ……ひめはくらじお第12回」

「これにて終了」

 

 

ジャカジャカジャカ〜ン♪

ジャジャジャ〜ン♪

 

 

「ところで……ねぇ」

「何?」

「本当にあなたと劉ヨウって兄弟とかじゃないの?」

「しつこい!!」

 

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